配色

口之島

くちのしま

Kuchinoshima

別名: 前岳

地図を読み込んでいます
80 km 四方。陸の色は標高、海の等深線は 100 m ごと(5本ごとに太線)。
火山番号
519気象庁L04産総研
所在地
鹿児島県
標高
628 m前岳(三角点・口之島)
位置
29.9681°N 129.9256°E
  • 前岳628 m
  • 燃岳425 m

概要

口之島は、九州の南方に連なるトカラ列島の北端に位置しており、北北西-南南東方向に延びた長径約7km、短径約3kmの火山島である。 北方には口永良部島や薩摩硫黄島があり、南方には中之島や諏訪之瀬島がある。トカラ列島では数少ない角閃石安山岩~デイサイトからなり、溶岩ドームの集合した火山島である。 島の中央部には最高峰である前岳(628m)がそびえており、その南東斜面には急な滑落崖が発達している。前岳と南東端のタナギ山の間には、燃岳という溶岩ドームがあり、その表面は塊状の溶岩地形が鮮明である。 山頂部には直径100 m未満の割れ目火口が存在し、かすかな噴気も認められる。しかし噴火記録は存在しない。 燃岳の周辺には、溶岩ドーム出現に先立って噴出したと思われるサージ堆積物と、ドーム出現後に噴出した火砕物が堆積している。 これらが鬼界アカホヤ火山灰(約7,300年前)には覆われておらず、14C年代測定の結果、歴史時代の噴火による降下火砕物と推定されている(奥野・他, 2004; 下司・中野, 2007)。 安山岩~デイサイトのSiO2量は57.8~63.7 wt.% である。

気象庁「日本活火山総覧(第4版)Web掲載版」より

もっと詳しく